遺跡発掘調査の現場作業においては、遺構の実測・遺物の点上げ等の測量に関連する作業の割合がかなりあります。
また整理作業ではその図面を人間の手でトレース等をして図版を作成し、原稿・写真と共に印刷業者へ渡し報告書を作成していました。
これからの遺跡発掘調査の報告書もCD−ROM やHP 等デジタル化に向かいつつあります。そこで当社では、埋蔵文化財発掘調査全般(現場作業から整理作業まで)を一貫してデジタル化し、迅速かつ正確に調査を行う事を目標に、様々なソフト(遺跡調査用ソフト)を試してきましたが、どれも一長一短があ
り完全なシステム化を断念せざる負えませんでした。
最近になり電子平板等が著しく進化し、光波測量器+タブレットPC +「BLUETREND Win (文化財発
掘調査システム)」を組み合わせることにより、現場作業では、遺物の点上げ・遺構平面図・断面図・コンタ図等の作成を迅速かつ正確に行い、室内作業では現場のデータをフルに活用して住居跡等の平断面 図・遺物の平断面ドット図・コンタ図等を組み合せた図面の作成、そしてスキャナーからの手書き図面の 取り込みを用いたトレース等最新のCAD システムによる最終原稿の作成が出来るようになりました。
これにより、他システムによるデーターをEXCELファイル等より読み込み整理作業のみを行ったり、PDFファイル等を用いたデジタル入稿や、あらゆる電子納品に対応することが可能になりました。
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